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【夏季休暇のご案内】8月11日(木)〜8月16日(火)まで休業させていただきます

平素は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。

さて、誠に勝手ながら当事務所では,夏季休業日を下記のとおり実施させていただきます。

下記期間につきましてはお電話でのお問い合わせ等に対応いたしかねますのでご了承ください。

ご不便をお掛けしますが,何卒ご了承のほどお願い申し上げます。

休業日:8月11日(木)~8月16日(火)

*8月17日(水)より通常営業いたします。

【離婚】【親権の獲得/大学卒業までの養育費の獲得】

【相談前】

夫との離婚を希望している女性からの相談です。

相談者の女性は,夫が長年にわたって生活費を入れなかったり,自分の趣味を再優先して育児や家事に非協力的だったりしたことに我慢できなくなり,夫との離婚を希望していました。

夫との間には幼いお子様がいらっしゃいましたが,これまでも満足に生活費を払ってこなかった夫から,十分な養育費を支払ってもらうことができるかどうかを気にしていました。

 

【相談後】

当事務所でお話をうかがい,そもそも夫が養育費を支払うことができる能力があるのか,また養育費を支払う能力があるとしてどの程度の金額が妥当なのかを試算することにしました。

養育費の算定にあたっては,家庭裁判所が作成している養育費算定表が参考となりますが,養育費算定表を修正する事情があるかどうかも問題となります。

そこで,ご夫婦双方の年収をうかがうとともに,生活状況や住宅ローン等,特別な支出がないかも確認していきました。

また,養育費の取り決めにあたっては,毎月の支払額だけではなく,いつまで支払うかという期間の問題もあります。

本件では,女性はお子様に大学進学まではさせてあげたいという希望があったことから,養育費の支払い期間は,大学卒業までにしてほしいという意向がありました。

もっとも,ご夫婦の学歴を確認すると,双方とも最終学歴が大学卒業というわけではなかったため,この点は調整が難航することが予想されました。

ですが,当事務所でご依頼を受けた後,夫側と何度も交渉や訴訟でのやりとりを重ね,慰謝料等で譲歩する代わりに,養育費については希望どおり,大学卒業まで支払ってもらうことの合意を取り付けることができました。

 

【担当弁護士からのコメント】

DSC_0399離婚にあたっては,慰謝料や財産分与等の財産関係の清算が問題となることがありますが,養育費の取り決めも,重要な財産関係の清算事項の1つです。

最近は養育費算定表があることも広く知られるようになってきており,ご相談者の方も,事前に養育費の相場を調べてくることも少なくありません。

もっとも,養育費の問題は,毎月の支払額だけではなく,今回のように,支払期間の問題もあれば,支払方法の問題もあります(なお,支払方法によっては課税リスクも生じることになります)。

離婚にあたって決めるべき事項は多岐にわたるだけでなく,どの条件もその後の生活状況に大きく影響する大切なものです。

決して安易に決めずに,慎重に検討してから判断しましょう。

 

【離婚】【不貞相手からの慰謝料250万円の獲得/妻からの慰謝料50万円の獲得】

【相談前】

妻が別の男性と不貞をしたために,離婚を決意した男性からの相談です。

男性は,妻とは交際時から婚姻中も,特に問題になることもなく,円満に過ごしてきました。

ところが,男性が自宅を購入し,多額のローンを負うことになったために,長時間の仕事をするようになった頃から,妻の様子がおかしくなってきました。

男性が妻の様子を不審に思い,最近の生活状況を問いただしたところ,妻は別の男性と不貞をしていたことを認めました。

 

【相談後】

当事務所でお話をうかがい,男性が妻と離婚する意思があるかどうかを確認したところ,不貞をした妻に対する信頼関係は無くなったとのことで,離婚を選択することになりました。

その上で,妻と不貞相手の男性に対する慰謝料請求をする強いご希望があったことから,2人に対する慰謝料請求に向けて手続を進めていきました。

その結果,不貞相手から慰謝料250万円,妻からは慰謝料50万円を支払ってもらうことで最終的に解決に至りました。

 

【担当弁護士からのコメント】

DSC_0399不貞行為に対しては,不貞相手のみならず,不貞をした配偶者に対しても慰謝料請求を行うことが可能です。

もっとも,不貞行為に対する慰謝料請求では,不貞行為をしたことが立証できるかどうか,また不貞行為が行われる前に婚姻関係が破綻していたかどうかなどの争点があります。

本件ではこれらの争点が問題となることはありませんでしたが,不貞行為に対する慰謝料請求は決して簡単に認められるわけではありません。

また,不貞行為を行った相手方に対する慰謝料請求では,どの程度の慰謝料額が認められる見通しが立つのかも検討する必要があります。

【離婚】【解決金100万円の獲得】

【相談前】

4feb48fbe889147353e2d6c311091f5f-e1456468606946離婚した元夫から,自宅の明渡しを要求された女性からの相談です。

相談者の女性は,元夫と離婚するにあたり,財産分与や慰謝料など,財産関係の条件は何も決めることができず,離婚届へのサインを求められるままに応じてしまいました。

そして,離婚届を提出された後,子どもたちと一緒に住む自宅からの退去を求められてしまい,どうして良いかわからなくなり,当事務所にご相談にお越しになりました。

 

【相談後】

当事務所でお話をうかがうと,そもそもご相談者と元夫との関係が悪化した原因は,元夫の暴力や異性関係にあることがうかがわれました。

すでに離婚自体は成立しているものの,財産関係の条件は何も決めていなかったことから,早急に財産分与や慰謝料等の請求を検討することにしました。

本件では,時効の問題もあったため,ご相談を受けてから早急に対応する必要がありました。

そして,早急に調停を申し立て,協議を重ねた結果,自宅の退去に応じる代わりに,解決金として100万円を支払ってもらうことで合意しました。

なお,本件では,元夫の資力が乏しいという事情もあったために,解決金をどのように支払ってもらうよう道筋を立てるかという点でも苦心しました。

 

【担当弁護士からのコメント】

DSC_0061一旦離婚してしまうと,もう何も元配偶者に対しては請求することができないと考えている方もいらっしゃいますが,その考えは不正確です。

離婚した後も,財産分与は2年以内,慰謝料は3年以内であれば請求することが可能です。

もっとも,離婚してから時間が経てば経つほど,財産分与や慰謝料を請求するための証拠が失われていってしまうリスクがあります。

また,消滅時効にかかってしまうというリスクもあります。

本件でも,消滅時効にかかる直前での相談でしたので,証拠の問題はもちろんのこと,時効にかかってしまうリスクも高いケースでした。

離婚の際に取り決めるべき条件は複雑かつ重要なものばかりですので,決して安易に決めるべきではなく,できる限り事前によく検討してから決める必要があります。

【離婚】【解決金額約100万円の獲得】

【相談前】

夫のDVに悩まされてきた女性からの相談です。

相談者の女性は,些細なことがきっかけで暴力を振るったり,暴言を吐いたりする夫からのDVに長年にわたって悩まされ続けてきました。

それでも女性は,子どもたちが成人するまでは両親がいなければ子どもたちに申し訳ないと思い,ずっと耐え続けてきていました。

そして,子どもたちが成人になると,ようやく夫と離婚する決意ができました。

もっとも,女性が夫に対して離婚を切り出しても,夫は激昂するばかりで話し合いになりませんでした。

女性は,やっとの思いで夫から離婚届にサインをもらうことはできたものの,その他の財産関係等の精算は一切できませんでした。

【相談後】

当事務所でお話をうかがい,まずは夫のDVに関する証拠を集めることから開始しました。

女性は長年にわたって夫からの暴力を受け続けていましたが,病院に通院しては事が表に出てしまい,子どもたちにも迷惑がかかってしまうと考え,病院の受診記録はありませんでした。

もっとも,女性は,夫のDVについて親友に相談したりしていたほか,女性が夫から暴力を受けていた現場を見続けていた子どもたちも協力してくれることになりました。

そこで,当時の事情を知る関係者からの証言を集めることにしました。

そして,証拠の収集・整理をした後,当事務所から夫に対し,慰謝料を請求する旨の交渉を開始しました。

夫は,当初から一切に支払に応じようとしない頑なな態度に終止していたため,交渉では埒が明かないと判断し,訴訟へ移行しました。

そして,訴訟で期日を重ねた結果,最終的に慰謝料約100万円を認める旨の判決を得ることができました。

なお,本件では,夫が判決を出ても支払に応じない可能性があったため,事前に夫の財産に対して仮差押えを行っていました。

【担当弁護士からのコメント】

本件では,慰謝料請求が大きな争点となりました。

慰謝料を認めるに足りる客観的な証拠(診断書,写真等)が乏しいために,立証をどのように行うかが悩ましい問題でしたが,間接証拠を積み重ねることでクリアしていきました。

また,本件では夫からの回収可能性をどのように担保するかという問題もあったため,事前に仮差押えを行ったところ,これが功を奏しました。

慰謝料請求が問題となる場合,単に慰謝料が認められるかどうかということだけではなく,慰謝料が認められた場合にどのようにして回収するかということも見据えて方針を立てていく必要があります。

 

【離婚】【解決金額約150万円の獲得/自宅ローンの負担免除】

【相談前】

妻から離婚を請求された男性からの相談です。

夫婦は長年,円満な婚姻生活を築いていましたが,子どもたちが大きくなり,両親の手を離れるようになると,お互いの気持ちにずれが生じるようになりました。

そして,家庭内別居生活が続いた後,とうとう妻から離婚を請求されることになりました。

夫は,突然の離婚の申し出を受けてどうしたらよいかわからなくなり,1人で悩み続けていました。 

【相談後】

当事務所でお話をうかがい,お二人の婚姻生活の状況について詳細にお話をうかがいました。

その上で,ご主人のお気持ちを何度も確認したところ,当初は妻との関係修復を希望していたものの,修復が難しいということを悟り,離婚を受け入れる方向へと変わっていきました。

もっとも,離婚を前提としても,ご相談のケースでは,自宅にかかった夫名義の多額のローンが残っていた上,夫には退職金等の財産がありました。

このような多額のローンや退職金等,財産分与をどのように精算するのかが大きな争点となっていました。

この点,当事務所では,そもそも夫側には目立った落ち度がない一方(婚姻関係の破綻の原因が見当たらない),妻側から積極的に離婚を切り出してきたという経緯に着目しました。

本件は,夫婦関係が悪化した原因は,夫よりも,むしろ積極的に離婚を求めている妻側にあると考え,妻からの離婚請求を認める代わりに,財産分与では譲歩するよう交渉を重ねました。

その結果,最終的に自宅の残ローンは妻が引き取ること,妻から夫に対して解決金を支払うこと,さらに夫の退職金等については精算しないこと,で和解に至ることができました。 

【担当弁護士からのコメント】

本件では,財産分与が大きな争点となりました。

原則どおりに考えた場合には,夫の方が退職金等,多額の財産を有しているため,夫から妻に対して財産を分与することになりますが,本件では離婚に至る経緯等からして,妻側にも一定の落ち度があるといえると考え,この点を中心に検討を重ねました。

その結果,原則をだいぶ修正し,夫側にとって有利な財産分与の内容で解決することができました。

常にこのような結果を得ることができるわけではありませんが,粘り強く交渉を重ねることでより良い解決に至ることができる一例と言えます。

【解決事例】離婚の成立/解決金額約800万円 の取得

当事務所では離婚問題でお悩みの方のご参考になればと思い解決事例の一部を掲載させて頂いております。

今回追加させていただきました解決事例は

【離婚の成立/解決金額約800万円 の取得】

です。

当事務所では,離婚問題や慰謝料請求等,ご家族関係の問題を多数取り扱っております。

詳しくは【解決事例】のページからお入りください。

各離婚手続きの流れに関する解説を追加しました

離婚問題を進めるにあたり,①協議離婚,②調停離婚,③裁判離婚 の方法があります。

各手続の流れについて整理いたしましたのでご紹介いたします。

①協議離婚の流れ

②調停離婚の流れ

③裁判離婚の流れ

離婚問題についてお悩みの方の参考となれば幸いです。

【使用者向け】「業務の遂行—勤務時間中のパソコン等の私的利用」を追加しました

使用者側の労働問題に関し,以下の記事を追加しました。

 

業務の遂行—勤務時間中のパソコン等の私的利用

 

人事・業務運営にあたり,問題となる事項について整理しました。

人事・業務運営についてお悩みの経営者の方にとって参考になれば幸いです。

お問い合わせはこちら

【使用者向け】「人事異動―転勤を拒否する社員への対応」を追加しました

使用者側の労働問題に関し,以下の記事を追加しました。

人事異動―転勤を拒否する社員への対応 

人事・業務運営にあたり,問題となる事項について整理しました。

人事・業務運営についてお悩みの経営者の方にとって参考になれば幸いです。

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